Snake-line-Arpeggiator™
機能/特徴
Snake-Line-Arpeggiator™の描く特徴的なアルペジオ・ラインのフォームは、ノート-オン、ノート-オフ、また密度を設定できるランダムなパルス情報によってアルペジオのディレクションを折り返すturn-up automation™によって作られます。
更に、入力されるノート数によってクォンタイズを変化させるオート・クォンタイズや、ペダル・コントロールによるノート・ホールドとの組み合わせによって、よりインタラクティブに、大凡のアルペジエーターとは一線を画すユニークなアルペジオラインを生成します。
また、この音跳びの無いなめらかな曲線を描きながら疾走するアルペジオ・ラインはLinear-Mortion-Algorhythm™とのコンビネーションで可能になりました。
Linear-Mortion-Algorythm™
大凡のシンプルなアルゴリズムのアルペジエーターでは、和音変化(発音中の入力変化)に対し発音の際に音跳びを発生します。これはリスト化された入力ノートを単純にある特定の順序で発音させているためです。
またこの対策としてリトリガーをつかうものがあります。このアルゴリズムでは、ノート-・オン情報毎にリトリガー(リセット)を施すことによって、和音変化に対応させています。
しかしこの場合でも、リトリガー(和音変化)毎にアルペジオラインはリセットされ、流れるような自然なラインフォームは途切れてしまいます。
またこれらは主要なDAWソフトのアルペジエーターにおいてさえ同じです。
“Linear-Mortion-Algorhythm(L.M.A)”は、これらの問題を解決します。
L.M.Aでは、リスト化された入力ノートを、発音(トリガー)毎に参照することによって音の位置情報を返します。
その位置情報を基準に次の発音(トリガー)ノートを計算し指定することによって、入力和音の変化に影響を受けないリアルタイムでスムーズなアルペジオ・ラインが可能になります。
with mp3 samples
- More interactively -
Snake-Line-Arpeggiator™では、その演奏感覚を簡単につかむことで楽器での感覚的なコントロールと偶発的な要素のバランスを楽しむことが出来るでしょう。
- Seamless and Smoothness -
Linear-Mortion-Algorythm™によるこのスムーズネスは、モノモードによってSE風からシングルライン・ジャズピアノ、ドライブド・メタル・ギターライン等を表現します。
smoothness (16sec)
metal-run (22sec)
- Turn-up automation™ -
ノートオン・オフ情報によるアルペジオのターンは、ポリモード発音によって琴やハープなどの多弦楽器の奏法に基づく様々な表現をします。
smooth_and_turns1 (21sec)
smooth_and_turns2 (22sec)
- オート・クォンタイズ/ホールド・アンド・モジュレーション -
オート・クォンタイズは押鍵の数に対応してアルペジオのクォンタイズを変化させます。
slope値を加えることで、よりグラデュアルにクォンタイズを変化させることが出来ます。
また、ペダル・ホールドとモジュレーションやピッチベンド等の組み合わせはトレモロ・アームを使用した過激なドライブド・ギター・ソロを表現します。
divisions (24sec)
hold_and_Arm (47sec)
metal-session.mp3 (21sec)
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